石油溶剤が”真夏でも冷える”冷却装置。その理由は?

ドライチラバナー

火災事故は年間十件以上!小火では済みません!

ご存じですか? クリーニング店、工場の火災事故は、全国で年間十件以上、起こっています。
発火原因はさまざまですが、石油系溶剤を使うクリーニング工場では、小火では済みません。

引火を防ぐには、周囲に火元をなくすことが一番ですが、溶剤温度そのものを下げておくことが一番大切です!

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工場では溶剤が冷えなくて当たり前!?

石油系溶剤を使うクリーニング工場は暑さが大敵!
それでも、自然の力には敵いません。

安全のために、最近ではドライ機に冷却装置が付いていますが、ほとんどの場合、夏場は冷えていません
個人経営のお店なら、気温が低い早朝や夜中に洗って…など、工夫をしているところもありますが、ご近所様の手前、あまり騒音を出すようなことはできません。まして、パートさんが中心の大型工場では、そういうわけにはいきません。

そこで、ドライ機メーカーさんが付けている付属の冷却装置を外して(あるいは転売して)、当社製の冷却装置『ドライチラ』に入れ替えていただくケースが最近増えました。昨年だけでも、なんと20件以上のお客様が、すでに本体に冷却装置が付いているにもかかわらず、追加または交換していただいております。

当社の『ドライチラ』が人気の理由は、

  1. 真夏でも、どんな大型ドライ機でも絶対に冷える
  2. 屋外設置できるから、工場内が暑くならない。
  3. 熱交換器の構造が特殊なので、ゴミづまりしない

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真夏でも、どんな大型ドライ機でも絶対に冷える!

当社の『ドライチラ』は、最も厳しい環境で成果を出しています。

東京の某クリーニング工場、ドライ機は35kgの2ポケットタイプ、ベースタンク内の溶剤量はなんと600Lを超える大型ドライ機に、当社の『ドライチラ』は設置されています。

設置前の状況

真夏で工場内の温度はなんと45度

作業者はスポットクーラーでなんとか冷えていますが、周囲環境の暑さは尋常ではありません。
そこに、ドライ機メーカー様指定の冷却装置がついていましたが、真夏時は冷えないばかりか、オーバーヒートでブザーがブーブー鳴って止まってばかり。そればかりか、しょっちゅう、配管内や熱交換器に糸くずやヘドロが詰まってしまい、メンテナンス費用もバカになりません。

夏期はせいぜい30度程度まで冷えるのが精一杯で、本当に暑い日は35度を下回ることもできず、作業ができない状況が続いていました。
まして、工場内に熱風を吹き上げる冷却装置は、ただでさえ暑い工場の温度をさらに上げる原因になっていました。

わずか30分で25度!設置後5年間でメンテナンス回数ゼロ!

古い冷却装置を撤去し、当社の『ドライチラ』に入れ替えました。『ドライチラ』は屋外設置可能なので、工場内に熱風を吹き上げることはありません。

まず、一番お客様が驚いたのは、その冷却能力の高さです。
消費電力は従来のものと比べてもほとんど変わらないのに、夏期に全く冷えなかったドライ機の溶剤が、安定して25度で使えるようになりました。日中最高気温35度、相変わらず作業環境は40度オーバーでしたが、ベースタンク内の溶剤はキンキン…というのは言い過ぎですが、充分に冷えています。

今からおよそ5年前に設置した本体は、本日まで一度も、ゴミづまり掃除をしたことがありません。オーバーヒートで止まることもなく、今年も動き続けています。

屋外設置できるから、工場内が暑くならない。

小規模工場では、天井が低く、屋内に設置すると作業環境を悪化させます。
夏場は根性で乗り切っていた埼玉のあるクリーニング店では、『ドライチラ』に変えることで暑さを軽減できました。

設置前の状況

真夏は暑い!──── それがクリーニング工場の常ですが、ひどいところでは熱射病や脱水症状を起こすところもあります。

埼玉のとあるクリーニング店もそのひとつ。

ご家族での経営なので、文句は言いつつもなんとか乗り切っていましたが、とてもパートさんを雇えるような環境ではありません。

作業環境が暑いから、当然、ドライ機の溶剤も対して冷えていませんでした。
そこで、思い切って、付属の冷却装置を捨て、『ドライチラ』に交換することを決意しました。

工場内の暑さがかなり軽減!溶剤も冷えて満足!

屋外設置されたドライチラ。5年経ちました。

屋外設置されたドライチラ。5年経ちました。

屋外設置なので、工場内に熱風が吹き上げることがなくなり、かなり暑さは軽減されました。「今までは日中、溶剤温度が上がって洗うことができませんでしたが、確実に下げることができて安心できます」とは、先方社長談。大変喜んでいただいております。

熱交換器の構造が特殊なので、ゴミづまりしない。

ゴールデンウィーク付近になると、周囲の気温も上がり、冷却装置は常時、動き始めます。

千葉のある大型工場では、工場内に大型ドライ機が3台あり、ひっきりなしに回っています。
多いときは1日40ワッシャーを超えることも!

設置前の状況

ドライ機に付属していた純正の冷却装置。こまめにベースタンクを掃除していても、糸くずやヘドロが冷却装置に引っかかり、溶剤が冷えるどころか、オーバーヒートでブーブーとエラーを出している始末。

繁忙期の一番忙しいときに冷却装置が止まってしまい、30度オーバーでドライ機が強制停止することもしばしば。担当の工場長は、冷却装置のカス出し要因として、止まったら掃除して、また止まったら掃除して…

こんなことを1ヶ月に1回はやるものだから、当然、工場の生産性も悪くなり、社長に怒られる日々が続いていました。

ノーメンテでず〜っと冷え続けていることに、今でも信じられない!

『ドライチラ』の設置場所を屋上にするご提案をしましたが、担当工場長は「冷却装置=メンテが必要なもの」という固定観念をお持ちになっており、最初、頑なに拒否されました。そこで、改めて『ドライチラ』が従来の冷却装置とまったく異なる構造であること、最悪メンテが必要な場合は、当社スタッフが対応することなどをお伝えし、屋上に設置することをご了承いただきました。

設置後しばらくして、また工場長からお電話が。

ドライ機の温度計が反応していないみたいなので、見て欲しい

とのご連絡。

梅雨明けの7月後半になっても、ドライ機の温度計が25〜27度付近から動きません。
てっきり壊れたと思ったらしく、当社に点検の依頼が来ました。

実際に点検に訪れると、別に故障した様子はありません。手持ちの別の温度計でみても、しっかりと25度になっていました。『ドライチラ』は屋上で自動運転させていたので、動いている実感がなかったらしく、試しに停止してみると、みるみる温度が上昇!
ご納得いただいただけでなく、「今までカス出しに使っていた時間を(メーカーに)返して欲しい!」と仰られました。

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真夏のためだけに投資するのはもったいない!?

真夏のためだけに投資するのはもったいない!

そう仰る方も結構いらっしゃいます。ですが、実際には、冷却装置はほぼ半年間、稼働しています
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液温上昇は洗浄事故の原因にも!

当社で行なった洗浄テストの結果をみると、ポリウレタンなどのヒビ割れや色落ち、型崩れの事故が発生したときの液温が共通して高いことがわかります。洗浄事故を防ぐためにも、溶剤を冷却することは大切です。
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